ユニテックフーズのあゆみ
ユニテックフーズは、食感創造に強みを持つ技術商社として誕生し、食品メーカー様の商品開発を確かな技術力で支えてきました。
素材の持つ力を最大限に発揮させ、食品開発にまつわる課題解決に取り組みます。
素材の探索から高度な食品製造技術の確立に至るまで、常に業界の最前線を走り続け、新しい食体験を創出し続けています。
20年以上の研究開発経験で培った技術が
これまでにない食品の価値を世の中にお届けします
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技術商社として誕生
ユニテックフーズは、ペクチンやゼラチンなど食感創造に関する素材を扱う技術商社として設立されました。設立当初から単なる素材供給に留まらず、R&Dラボを設けて積極的に研究開発に取り組んでいます。私たちは、日本市場に適した用途開発や品質規格を設定するため、サプライヤーと協力して技術的な課題解決に挑んできました。食感は食品の美味しさを大きく左右する要素であり、食感や物性の変化が味や香りの感じ方にまで影響します。一方で、食感の開発には高度な技術力が必要となり、原料組成や化学特性、製造工程など様々な変数が複雑に組み合わさって食感が創造されます。そのため食感創造には原料素材だけでなく、使いこなす設計図が必要となります。私たちは「技術商社」として、素材と設計図をもって食品メーカー様の商品開発の一端を担ってきました。
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素材探索から素材開発へ
ユニテックフーズは、技術商社から一歩進んで、積極的な素材開発に取り組む素材メーカーへと進化しました。私たちは食品メーカー様の開発ニーズや時流の変化に応じて新素材の探索と導入を重ねてきました。開発ニーズの多様化と速度の要求に応えるため、単一素材だけでなく複数素材をブレンドすることで、より柔軟かつ迅速に解決策を提供できるようになりました。
素材ひとつひとつの基礎特性を深く理解している私たちだからこそ、開発課題に対して最適な素材の組み合わせを迅速に行い、お客さまの開発プロセスを加速して競争力を高める支援を提供しています。様々な業界の開発支援を繰り返すことで、飲料や製パン、製菓、惣菜、調味料、健康食品など多様な食品形態の商品開発課題にスピーディーに対応できるようになりました。 -
食品製造技術の確立と総合支援
ユニテックフーズは、これまでのあゆみを通して、食品のおいしさを左右する食感創造や食品の安定化の技術を深化させてきました。同時に多様な食品形態・領域での市場理解や商品開発、設計、量産化における技術ノウハウを積み重ねてきました。
そこで得られた経験と知識を活かし、企画から製造、品質管理までを一手に担うODM事業や開発コンサルティング事業を展開しています。
特に、介護食や代替肉など、これまでになかった食感や物性開発がキーとなるような技術的難易度の高い支援を得意としています。介護食では、誤嚥性肺炎に配慮した新しい物性の開発に成功し、製品化を実現しました。また、代替肉の領域では、既存の大豆ミートでは実現できない本物の肉の食感と風味を再現する技術を開発し、業界をリードする製品を市場に提供しています。
このように、ユニテックフーズは幅広い食品形態における商品開発の支援を通じて、お客さまの商品開発を加速し、食品市場の発展に貢献しています。