ペクチンとは?
ペクチンとは、リンゴの搾滓やレモン、グレープフルーツ、ライム、オレンジなどの柑橘類の皮を原料とするもので、1825年にフランスのJ.Bracconotが発見したものです。食品の食感を改良したり、果汁飲料に粘度を付与したりとさまざまな機能があり、広く利用されています。
上述したように、大きく分けてHMペクチンとLMペクチンの2種類があります。一般的にエステル化度が50%以上のペクチンをHMペクチン、50%未満のペクチンをLMペクチンといいます。さらにエステル化度の違いや由来原料によって多くの種類のペクチンがあるため、それぞれの特徴を把握し、アプリケーションに適したペクチンを選定する必要があります。
以下コラムではペクチンの基本的な概要を解説しています。是非ご覧ください。