植物性食品
ベジミート(代替肉)の食感づくりや結着に
ヒートゲル™ 極(きわみ)
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Veganにも対応
肉の代わりにジューシーで弾力のある食感を維持する増粘剤-
ヒートゲル™ 極(きわみ)は、従来のメチルセルロースに加え、非常に硬いことが特徴です。従来品よりも低温でゲル化し、冷めてもゲルを維持することが可能です。
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特徴
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1.メチルセルロースシリーズ最大の熱ゲル化力
従来のメチルセルロースに比べ、熱ゲル化温度が低く、硬いゲルを形成します。
ベジミートへの卵白代替としても使用でき、結着性や弾力食感が向上します。 -
2.高い乳化安定性
高い乳化力を持ち、加熱時も乳化を維持します。
介護食(ムース食)の耐熱性や乳化安定にご使用頂けます。 -
3.冷めても硬さを維持
降温しても適度なゲルを維持します。喫食時にも硬さや弾力を付与することができます。
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従来品との違い
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ヒートゲル 極1%、油20%配合にて乳化物を作成後、加温(その後冷却)した際の様子
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Vegan対応のベジミートパテ
ベジミート、代替肉、人工肉、大豆ミートなど様々な呼称で広がりを見せている植物性たんぱくを使用した肉様加工品。欧米だけでなく日本でも注目が集まっている次世代加工食品です。植物性原料だけでは結着性が弱く商品化が困難ですが、『ヒートゲル 極』を使えばしっかりと保形して肉フリーでもジューシーで弾力のある食感に仕上がります。
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【工程】
① Aを予備混合
② Bを加えカッター撹拌(エマルション作製) ※4℃以下
③ CとDを予備混合後、②に加え混合
④ ③にEを加え混合
⑤ 成型(40~50g/個)
⑥ 焼成(スチームコンベクションオーブン、240℃、5分)
原材料名 (%) A サラダ油 7.0 粉末状大豆たん白 3.7 ヒートゲル極 1.3 B 氷水 42.8 C 粒状大豆たん白 15.0 D サラダ油 15.0 水 10.0 醤油 1.0 E トレハロース 2.0 でんぷん 1.0 粉末調味料 1.1 着色料 0.1 合計 100.0 -
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代替肉とは?市場規模やメリットデメリット
代替肉は世界的に需要が高まっており、市場規模としては、2025年には6,700億円市場まで拡大する見込みと言われています。植物肉は大豆肉など既に商品化が進んでおり、外見や風味も動物性たんぱく質に近づいています。
培養肉は食中毒や感染症リスクの低減、環境負荷低減を背景に実用化に向け投資が拡大していると言われています。また、代替肉のメリットは、たんぱく質として大豆などの植物性たんぱくを原料としており低脂質・低カロリーな商品が作れることがあります。また食肉を生産するには大量の穀物や水が必要になることから、植物性へ代替することで環境負荷の低減につながります。
デメリットとしては、動物性と比べ食感や風味が異なるため、美味しさ作りのハードルが上がることが挙げられます。またコスト増につながることもあり価格面で高くなる傾向にあります。
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ソリューション
商品開発の企画・設計〜評価、OEMまで一貫してサポート。BtoC、BtoB問わず課題解決のお手伝いをいたします。
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製品
ペクチンをはじめとするハイドロコロイドを海外の魅力あるサプライヤーから取りそろえ、使用ノウハウとともにお客さまへご提案しています。
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開発ナレッジ
技術情報からマーケット動向まで商品開発に役立つ情報をご提供し、お客さまにヒントをお届けします。
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安全・安心への取り組み
世界の各地から特長のあるすぐれた原料を厳選。安全・安心の原料をお届けするため、流通経路の確立されたサプライヤーのみと提携しています。
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会社概要
ユニテックフーズの企業情報、所在地や関連会社についてご紹介します。
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事業内容
天然食品素材や機能性素材を世界中の素材メーカーから輸入し、国内食品メーカーに販売。新商品の開発・生産支援・品質管理などを行っています。
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