ペットフードでも注目! DHA・EPA のススメ

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体内に欠かせないオメガ3脂肪酸 DHAとEPA
ヒトでもペットでも注目のDHA・EPAの機能性
DHA・EPAのペットフードにおけるエビデンス
Nu-mega社の「Driphorm^®HiDHA^®」
関連情報

体内に欠かせないオメガ3脂肪酸 DHAとEPA

DHA (ドコサヘキサエン酸) とEPA (エイコサペンタエン酸)はオメガ3脂肪酸の一種になります。オメガ3脂肪酸は不飽和脂肪酸の分類の一つで、ω-3位（脂肪酸のメチル末端から3番目）に炭素-炭素二重結合を持つものです。オメガ3脂肪酸は体内で作ることができない必須脂肪酸であり、食事からの摂取が重要になります。DHAとEPAは特に魚油に含まれているため、魚の摂取が推奨される一因となっております。

ヒトでもペットでも注目のDHA・EPAの機能性

DHA・EPAは様々な機能性を有しております。高血圧・動脈硬化・脂質異常症・脳卒中・皮膚炎の予防・改善作用や免疫反応の調整、脂肪燃焼の促進や認知・行動能力への影響など様々な効果が研究・報告がされています。機能性表示も多数届出されており、届け出件数は約300に達します。さらにDHA・EPAはヒトだけに留まらず、ペットフードでも活用されています。特にペットの毛質の改善や関節のケア、認知機能のサポートを期待されて商品採用されています。

DHA・EPAのペットフードにおけるエビデンス

ここではDHA・EPAのペットのエビデンスを紹介します。D.Combarrosl et al., (2020) では6g/日の魚油 (EPA110mg、DHA68mg)の摂取を90日間継続することで、犬の毛質が改善されることが報告されています¹⁾。また Stephen J Mehler et al.,(2016)ではオメガ3 (EPA＋DHA=69mg/kg)を12週間摂取することで、変形性関節症の犬の不快感が改善されることが報告されています²⁾。さらにCorbee et al.,(2013)では変形関節症のネコがEPA100mg/kg/日+DHA20mg/kg/日を摂取することでジャンプのパフォーマンスが改善されることが報告されています³⁾。

Nu-mega社の「Driphorm^®HiDHA^®」

「Driphorm^®HiDHA^®」はオーストラリアのNu-Maga社が製造するDHA・EPA含有粉末です。日本では「HiDHA 360」と「HiDHA 50」を販売しています。HiDHA360は、DHA超高含有タイプでコストパフォーマンスの高いことが特徴です。HiDHA50は乳児用調製粉乳用DHA粉末として世界トップシェアを誇る商品です。独自のMicroMax技術で魚油特有の嫌な風味を抑えつつ、常温保管で製造後24か月の賞味期限を担保できる高い酸化安定性や保存性を実現しています。さらにハラル認証やコーシャ認証、オーガニック認証を取得し世界中で流通実績のある商品です。

【関連情報】

高濃度DHA粉末「Driphorm^®HiDHA^®」商品詳細

参考文献

1) D Combarros et al ., Prostaglandins Leukot Essent Fatty Acids Actions. 2020 Aug;159:102140.
doi:10.1016/j.plefa.2020.102140. Epub 2020 May 30.
2) Stephen J Mehler et al., Prostaglandins Leukot Essent Fatty Acids. 2016 Jun;109:1-7.
doi:10.1016/j.plefa.2016.03.015. Epub 2016 Mar 30.
3) Corbee RJ et al., Journal of Animal Physiology and Animal Nutrition, 11 Aug 2012, 97(5):846-853
DOI:10.1111/j.1439-0396.2012.01329.x PMID: 22882740