食品開発支援サービスとは
商品開発のプロセスにおいて「コンセプトはできていても消費者が好む形態を設計できない」、「おいしい味に仕上がらない」、「求めている食感にならない」など、様々なお困りごとが生じると思います。 ユニテックフーズは、商品開発のプロセスで生じるお悩みを解決する『食品開発支援サービス』を提供しています。主に、(1)試作サービス、(2)処方設計サービス、(3)物性評価、(4)賞味期限設定、(5)食品表示サポートなどをおこなっています。今回は「処方設計サービス」の事例を紹介します。
処方設計サービスでは、お客様が考えられた商品コンセプトを基に弊社ラボプラントにて処方設計、開発検証をさせていただきます。工場生産・量産性を考慮し、原材料選定を行い、試作・処方設計をいたします。
【関連情報】
処方設計サービス事例のご紹介
最近のトレンドである高タンパク含有食品の処方設計をご依頼いただくことが非常に多くなっております。高タンパク含有食品は、原料由来の独特な味がしたり、タンパクが物性に影響を与えることが多いですが、味作りや物性コントロールにおいて弊社のこれまでの知見を活かすことで「タンパク独特の臭いがなく美味しい」、「希望の物性になっている」とお客様からご評価をいただいております。
そこで今回は、これまで対応してきた高タンパク含有食品の処方設計サービス事例についてご紹介いたします。
事例1)高タンパク粉末飲料
乳タンパクや大豆タンパクが配合された粉末を水に溶かして飲む商品の処方設計を行いました。タンパクを多く含む原料は、それぞれ特有な味がありますが、酸甘味のバランスを考えた味作りやマスキング効果のある原料を配合することで、美味しく仕上げることができました。また、タンパクは種類により口に残る独特な舌触りがありますが、増粘剤の知識を活かし適度な「とろみ」をつけることで飲み口をよくしたり、溶解性の良い原料を弊社で選定したりすることで、お客様に満足いただけるような処方設計をすることができました。

事例2)タンパク入りスティックゼリー
弊社では、ゲル化剤、増粘剤を原料として長年取り扱いをしております。その知識を活かし、お客様の要望に応じて「弾力があるゼリー」、「さくもろな食感のゼリー」、「離水がありみずみずしいゼリー」、「離水が少ないゼリー」等、物性コントロールの技術で複数種類のゼリーの提案を行い、お客様に好評いただいております。

事例3)高タンパク シリアルバー
タンパク入りのシリアルバーは、タンパク含有量を上げるためにバインダーにも粉末として配合する必要があります。しかし、タンパクを入れすぎると結着性が悪くなり、成型ができなくなります。弊社では今までの知見を活かし、バーとして成型できるタンパク量を最大限配合した処方設計を行い、工場での製造も考慮した提案をいたしました。

お申込み方法
今回は、処方設計サービスの事例の中でタンパク含有食品にスポットを当ててご紹介いたしました。他にも食品開発のプロセスの中でお困りごと、お悩み等がございましたらお気軽にお問い合わせください。お問い合わせ、お申し込みは下記フォームより承っております。