お粥の粒感維持について
目的と結論
【目的】
レトルト粥を作製する際に当社の製剤を添加することで、米の粒感を維持することができるか検討した。
【結論】
UNet シミコマーズを添加して粥を作製することで、溶液を除いた米粒の重量は変わらなかったが、見た目の粒感は残存している傾向にあった。
試験区と試験方法
【試験区】
Control:無添加
Test :UNet シミコマーズ (染込み抑制用製剤)
【試験方法】
<配合>
(g) | Control | Test 1 |
---|---|---|
無洗米 | 25.0 | 25.0 |
水 | 125.0 | 125.0 |
UNet シミコマーズ | – | 0.675 |
<作製方法>
1) 無洗米と水(or水溶液)をスタンディングアルミパウチに充填密封
2) 20分以内にレトルト殺菌(121℃,15分)
<粒感計測>
1) 粥15g(±0.2g)に水30gを入れてほぐす
2) 茶こしでこす(20-30分)
3) 残った粒を写真撮影
結果と考察
粥を広げた様子では、Controlは個々の米粒が崩壊している傾向であったが、Testでは米粒の形を維持している傾向であった。
【考察】
UNet シミコマーズを加えることで、個々の米粒の形を維持し、レトルト粥においても、米粒感を残すことが可能になると考えられる。
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