食品素材メーカーのユニテックフーズ~世界各地から原料を厳選食品素材メーカーのユニテックフーズ~世界各地から原料を厳選

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デリカキープの添加タイミングによる離水防止効果について

目的と結論

【目的】
弊社離水防止剤(UNet デリカキープ、UNetビスホールド)及びその添加タイミングによるもやしからの離水抑制効果を検証する。

【結論】
UNet デリカキープ、UNetビスホールドを添加することで、もやしからの離水を抑制することができた。
また、製剤の添加タイミングは、調理冷却後に添加するのが最も離水を抑えることができた。

試験区と試験方法

【試験区】
(1)Control:無添加
(2)Test 1 :UNet デリカキープ(調理時添加)
(3)Test 2 :UNet デリカキープ(調理冷却後添加)
(4)Test 3 :UNet ビスホールド(調理時添加)
(5)Test 4 :UNet ビスホールド(調理冷却後添加)

【試験方法】

<配合>

▼横にスクロールが出来ます。

(%) Control Test1 Test2 Test3 Test4
もやし 96.5 96.0 96.0 96.4 96.4
サラダ油 2.5 2.5 2.5 2.5 2.5
食塩 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0
UNet デリカキープ 0.5 0.5
UNet ビスホールド 0.1 0.1
合計 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0

※Test1、Test3は調理時食塩と同時に製剤添加。
※Test2、Test4は調理して冷却後に製剤添加。

<作製方法>
【調理時添加の場合】
-1. フライパンに油を入れ、1分間加熱
-2. もやしを入れ、混ぜながら食塩・製剤を加える
-3. 菜箸で混ぜながら、5分間炒める
-4. クッキングシートに広げ、急速冷却する (-20℃、10分)
-5. 2日間冷蔵した後、離水量を測定
-6. レンジアップ(600 W, 2 min)後の離水量を測定

【調理冷却後添加の場合】
-1. フライパンに油を入れ、1分間加熱
-2. もやしを入れ、混ぜながら食塩を加える
-3. 菜箸で混ぜながら、5分間炒める
-4. クッキングシートに広げ、急速冷却する (-20℃、10分)
-5. 冷却したもやしに製剤を加えて混ぜ合わせる
-6. 2日間冷蔵した後、離水量を測定
-7. レンジアップ(600 W, 2 min)後の離水量を測定

 

結果

結果

Test1~4区はCont区よりも離水を抑えることができた。
UNetデリカキープ区およびUNetビスホールド区ともに、調理冷却後に添加するのが最も離水を抑えることができた。

 

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